生活保護では贅沢品は禁止されています。

しかし一般的に生活必需品と呼ばれるものにあたっては許されています。

市場に7割、8割普及しているような冷蔵後、洗濯機などの家電製品です。

また障害により事情がある方の必要なものも考慮されています。

ゲーム機は生活必需品といえるでしょうか。

結論から申しますとそれ相応の事情がない限りゲーム機は贅沢品に近いと思われます。

最終判断は市の担当が取り決めますが基本的には難しいと思います。

生活保護での贅沢品は?

昔はテレビを持っていれば贅沢品と言われたかもしれませんが、今ではそんなことはありません。ここでは、贅沢品とは一体何を指してのものなのかを分かりやすく解説してみましょう。

■宝飾品:これは当然と言えば当然ですが、ダイヤモンドやら貴金属、プラチナなどの高額な宝石類の所持は認められていません。そもそも高額過ぎなので、これを購入するまでの金額を貯めるのは難しいでしょう。※結婚指輪は除く。

■ブランド品:これも当然のことながら贅沢品のそしりは免れないでしょう。

■テレビ:上記したようにテレビとは言え、大画面のもの持っている場合は、贅沢品とみなされることも多いようです。50インチのテレビを持っているとなると、贅沢品と言われても仕方がないかもしれませんね。ただし、生活保護を受ける前に購入していて、今売っても生活費の足しにならないようであれば全く問題ありません。

■自動車:基本的に自動車の所持は不可なので、こちらも贅沢品と言われます。

■生命保険:こちらも加入していて返戻金が30万円以上ある場合は、解約して生活費として活用するよう指導されます。

■株券:保持している場合は、売却するように指導されます。

■貸家:自分が住むだけの家でローン残債が無い場合はOKですが、貸家(オーナー)を所持しているのは不可です。

というような感じですが、現代の生活必需品としてのクーラーなどは全然OKです。この暑さでは死んでしまいますからね。また、上記したように冷蔵庫、洗濯機なども必要不可欠。ひと昔前だとダメだったであろうスマホやパソコンもOKです。基本的に一般家庭の7割が所持しているものであれば、多くの方が使っているということもあり、所持して構わないようになっています。

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