生活保護は精神疾患で受給できる?

精神疾患(統合失調症、うつ病、パニック障害など)だからと言って、誰でも生活保護を受けられる訳ではありませんが、結論から言うと

「生活保護は受けられます」

ということになります。これは、精神疾患の方を無制限に生活保護として受給できる訳ではなく、「精神疾患のために就労できない」「働けないから収入がない」ということから生活保護受給者の対象になります。基本的には生活保護の病気や怪我で働けない方と同じようなものです。では、どのような条件で受給対象者となり得るのかを解説します。

精神疾患の方の生活保護条件は?

前述したように、基本的には生活保護の条件は同じです。

➀働けない・・・この場合は精神疾患という病気ですが、その他怪我などで働きたくても働けない場合は生活保護の対象になります。
➁資産がない・・・資産またはそれに代わるものを全く持っていないこと(土地、持ち家、株、貯金、車など)。
➂助けてくれる人がいない・・・ここで言う助けてくれる人とは3親等(親、兄弟姉妹など)に、扶助してくれる方がいないこと。または、扶助してもらっても生活水準が上がらない場合(扶養紹介されるので、それが嫌で申請しない方もいらっしゃるようです)。

➃上に羅列した条件を全てクリアーしていれば、生活保護を申請できます。

生活保護を申請する上で診断書は必要か?

「申請する前に、自分で提出する義務はありません」

たまに、福祉事務所から「精神科、心療内科などから診断書をもらってきたください」または「診断書を持っていますか?」というような話があるようですが、この段階で診断書を自分で支払って書いてもらう必要はありません。診断書の費用も数千円から10,000円くらいまでかかるので、お金がないのを無理して支払うのもどうかと思います(費用は福祉事務所にお願いすれば出してもらえます)。
※しかし、事前に診断書をもらっておけば、スムーズに事が運ぶのは言うまでもありません。

生活保護の申請が通った場合は、診断書の費用や入院費などは、医療扶助として支払われます。ですから、あまり心配せずに体を治して社会復帰する事を考えたほうが前向きだと思います。