生活保護受給と年金の併給は?

「貰えます!」

現在生活保護を受けていても働けていた時代にきちんと国民年金・厚生年金を納めているのであれば、生活保護受給者も年金はいただけます。ただし、生活保護費の額は、国民年金の支給額を引いた金額しかいただけません。ですので、元々いただいている生活保護費と変わりません。結局のところ、年金も「収入として認定」されるので、多めにもらいたくてももらえないということです。

※1.国民年金・・・20歳から60歳まで途切れることなく国民年金を納めていれば、満額で受給することができます。
※2.厚生年金・・・所得によって異なるので一概に受給額を言うことはできませんが、平均額としては約14.7万円程度です。

生活保護のほうが得?

こういった話が出ると、「40年間近く国民年金を納めているのに、生活保護者のもらう金額とあまり変わらないじゃないか!」と、声を荒らげる方もいらっしゃるかもしれませんがどうでしょう?生活保護者の思うところを少しだけピックアップしてみました。

肩身が狭いと感じる人が多い
タダでお金を貰って生活できるのであれば、確かに働くのは馬鹿馬鹿しいとも言えます。しかし、病気や怪我をしてやむを得ず生活保護を受給している身分だと、肩身の狭い思いは拭えません。病になったり大怪我して働けなくなるよりは、普通に暮らしているほうがマシだと思います。

管理されている
いつも監視・管理されている訳ではありませんが、福祉事務所から家庭訪問を始め色々と詮索されます。国の税金で生活しているので当然と言えば当然ですが、お金の遣い方から生活環境、生活態度など様々なことを注意されたりします。また、ちょっと贅沢な暮らしをしていると、不正受給を疑われることもあります。

お金を好き勝手には遣えない

海外旅行でなく国内旅行でも「贅沢」と言われます。旅行に行くのは権利として認められてはいますが、税金でレジャーをするので場合によってはケースワーカーに止められることも(止める権利は無いのですが)。また、貯金も許される範囲までしかできません。基本的には車の所持も認められていません。バイクも125cc以下まで・・・というように、お金をいただいてもそれほど自由ではありません。

他にも色々とあると思いますが、とりあえずはこんな感じでしょうか?生活保護というのは国民の権利として認められているので、別に悪いことではありません。働けない状態になってしまったのはやむを得ないことなので、その期間に権利を使わせていただいても恥じることはないでしょう。