生活保護の受給者は海外旅行へ行ってはいけないのか?

答えは

「行っていいんです!OKです」

別に行ってもいいんです。海外に行きたいか行きたくないか、外国に興味無いかはさておき、なぜ生活保護を受けている人間が、海外旅行に行っていいのかという疑問について分かりやすく解説します。

生活保護受給者の海外旅行について

まず始めに、国から「出国・帰国の自由」という権利が日本国民にはあるので、海外旅行へ行くのは全く問題はありません。ですので、海外へ渡航したからと言って、生活保護費の受給が停止されるという訳ではないのでご安心ください。ケースワーカーが「海外旅行には行ってはいけません」という話もありますが、それはケースワーカーの勘違いです。

生活保護の方が海外旅行へ行く注意点

生活保護を受給されている方が海外旅行へ行く場合には、一般の方と異なりいくつか注意点があります。少しピックアップしておきます。

⚫事故や連絡が取れなくなる可能性はゼロではないので、安全を考えてケースワーカーには伝えておいたほうが無難です(渡航中のお金の使い方などを把握することも含まれます)。

⚫海外旅行の場合は、どうしても遊興目的にあたってしまいます。元々生活保護費は税金から出ているため、交通費や宿泊費を保護費から一部差し引かれますのでご注意ください(住宅扶助や医療扶助は差し引かれませんので安心してください)。

⚫懸賞で海外旅行が当選したという場合は別ですが、親族などがプレゼントした場合などは、ケースワーカーさんから「支援してくれる親族がいるじゃないか?」というあらぬ指摘を受ける可能性があります(受給の打ち切りに繋がる可能性も)。

ということで基本的には生活保護を受けていても海外旅行へ行くのはOKです。国から「最低限度の健康で文化的な生活」を保障されているためどこへ出かけようと構いませんが、あまりしょっちゅう海外旅行へ行くと「不正受給」や「収入源があるのでは?」と疑われたりすることもあるかもしれませんので、その辺りに気をつけて行ってらっしゃいませ!

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