プリペイド化は2016年3月末で終了した形になりました。

結果このような形になりましたが、やはりカードを利用することで「プライバシーが覗かれる」というのが最たる理由ではないかと思います。また、VISAカードに限定ということで、「いつも利用している店でカードが使えない」「なぜVISAプリペイドカードなのか?」などの理由から敬遠されたようです。確かにカードを調べれば常に何に使ったのか?という履歴がわかってしまうのが他人に知られてしまうので、あまり嬉しいことではありません(これはプライバシーの侵害と言われても仕方がない)。

目標世帯数2,000を目指していたにもかかわらず、65世帯しか利用しなかったのが受給者側のほぼ総意と言っても過言ではないでしょう。今回は試験的に行うということもあり、この結果を踏まえて再考するようですが、受給者のメリットを考えないと二の舞になるのは明白です。

【補足】プリペイドカードとは、「事前にお金を払っていて、そのカードの金額分の商品を購入できる」こと。簡単に言うと昔懐かしのテレホンカードなど「50度数」などがイメージしやすいのでは?

※以下は過去の記事

大阪市で市長を務める橋下徹氏が生活保護費のプリペイド化を一時実験的に行う事を表明した。

生活保護費のプリペイド化とはVISAカードなどに支給額を市が納入しそれを使うというものだ。上限額以上は使えないというデビットカードというプレイペイドでしょう。

確かにカード明細などがありますので本人も市も何に使ったかなどを把握することは可能ですよね。またギャンブルなどで不正に使用している人の対策にもなります。

最初は生活保護費の一部3万円から実験的に行うと言うが賛否両論という意見も多数上げられている。

確かにVISAなどの提携店でしか受給額を使えないというのは少し不便という声や「管理して当たり前だという」主張が受給者の不信感となっている。

しかし橋下徹氏は国の税金を使用しているからには多少のリスクと支給額の健全性という意味で強くおしているようだ。

プリペイド化は大阪市で2015年4月から行うと言うことだ。

 

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